「HMG注テイゾー150」を自己注射します
診察の後、処置室に呼ばれて実際に自己注射の指導を受けることに。
ついにこのビビりの私が…自分の体に針を刺す日が来ようとは...((((；ﾟДﾟ)))))))
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自己注射の方法は？
いよいよ処置室に呼ばれ、まずは注射の薬剤の説明を受ける。
今回私が打つことになるのは「HMGテイゾー150」という薬。
※ 現在は『HMG 筋注用 150 単位「あすか」』という名前に名称変更されているようです。
これで、卵を複数育て始めるわけね…ふむふむ。
本来は筋肉注射用の薬剤なんだけど、お腹の皮下注射でもOKらしい。
（さすがに筋肉注射自分で打つのは無理だわ…）
薬の説明の後は、いよいよ注射に必要なもの一式の確認。
注射に必要なもの一式
- アルコール綿 ×２
- 注射器 ×１
- 注射針 ×１
- 薬の粉が入ったアンプル ×１
- 溶解液が入ったアンプル ×１
（※ アンプル→薬剤の入った小瓶） - 絆創膏 ×１
見よう見まねで包装を剥こうとするも、手が震える！！！
自分、しっかりしろ！！！！
やばい、一度緊張するとどんどん緊張してくる。
ぷるぷる震えながらも、なんとか注射器と針を合体完了。
ふーーーーー…。
これだけのことなのに、何この冷や汗。先が思いやられる。
続いて、アンプルを割る。
アンプル上部に液体が溜まっていることがあるから、軽くトントン！とはじいて下に落としておく。
アルコール綿を一枚出して、それをアンプルの●ポチ部分に当てて、向こう側へパキンと折る。
このアンプル割るのははちょっと面白かった。
アンプルは２種類あるから、２つ目も同じように割る。
で、問題はここからよ…
いよいよ注射器を扱うよ！！！
まず、溶解液を１ml吸い上げるんだけど、これが意外と難しい。
溶解液は2ml入っていて、今回は半分（1ml）しか使わない。
残った分は捨ててOK。
別に2mlで溶いても問題ないんだけど、そしたら単純にその分注射する量が増える。
逆に1mlよりも少ない量で溶いた場合は、注射する量は少なくて済むけど濃度が高くて痛いんだとか。
それを踏まえて、1mlがちょうどいいんだって。
とにかく、震える手で溶解液を吸い上げた。
空気も入るから、1.2ｍlくらいの目盛を目指すのがいいみたい。
吸い上げたら、粉が入ったアンプルに移す。
ココに注意
- 粉に向けてダイレクトに溶解液を入れると泡立っちゃうので、なるべくアンプルの壁を伝って入れるようにすること！
- 針先がカチャカチャ当たらないように！
それが終わったら、空気を上部に集めるため針先を上に向け、注射器外筒の上部をトントン！とはじく。
その後押し子を少しだけ引くと、針の付け根に溜まっていた液体も落ちてくる。
ここまで来たらあと一息！
今度は押し子を少しずつ押して、針先から１滴出てきたら準備完了！
さて、いよいよお腹に刺す準備。
とりあえず、おへそから３cm位右にずれたところに打つことに。
打つところを決めたら、もう一枚のアルコール綿で消毒。
これがまた注射前特有の緊張の瞬間…
消毒したら、刺す周辺のお腹の脂肪をつまむ。
つまんだら、もう意を決して！
お腹に対して針を垂直に！根元まで全部！
刺すーーー！！！！
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…はい、こんな潔くはできなかったよ。
えいっ！と思ってもなかなかプスッといけない…ためらい針…
お腹の皮って案外弾力あって、少し力を入れないと刺さってくれない。
でも、もうここまで来たらやるっきゃない。
どうせやらなきゃいけないんだからさっさと済ませなくては！
えいっ！！！
ぷすっ。すすすすーーー
あれっ！？おやっ！？全然痛くないじゃぁぁぁぁん！！！！！
皮膚にさえ刺されば、その後は簡単にすすすすーーーーっと入っていって、全く痛みなし！
なぁんだ！全然平気！！！
根元まで刺さったら、ほんの少しだけ押し子を引いてみて、血液の逆流が無いかチェック。
万が一血液が逆流してきたら、血管に触ってるってことだから場所を変えて刺し直さないといけないらしい。
逆流もなかったから、ゆっくりゆっくり押し子を押して薬剤を入れていく…
押すスピードが速いと、液が勢いよく出て痛みを感じるから、ゆっくりゆっくりゆっくり…
この時、もちろん手震えまくってた。
押し子を押すのにも少し力が要るのに、全然力が入らないーーーーー！！
少し押しては休み、少し押しては休み。の繰り返し。
針は刺さりっぱなしでも全くの無痛だから、休み休みやっても全然問題はない。
休み休みやったから、1ml入れるのに多分2分くらいかかったかな…？
最後まで入れたらあとはもう針を抜くだけ。
この時痛くもかゆくもない！
暫くアルコール綿で抑えて、軽く揉み、絆創膏貼って終了。
終わったぁぁぁぁぁーーーー！！！
しかも、思ったより痛くなかった…
これならできそうかも…
こんな感じで、私は自己注射デビューを終えた。
今日は看護士さんが一緒に見てくれていたけど、明日からは一人で注射。
頑張らなくちゃ…
つづく
