ET10 諦め気味で臨んだ判定日｜体外受精に再挑戦【15】

症状がないまま、諦め気味で判定日を迎えた

3日目10分割の新鮮胚移植から10日が経った今日…

いよいよ判定日…！

前回までの流れはこちらから

基礎体温低いし、薬も飲み忘れた

それにしても、今日も相変わらず体温低い。

体温：36.68℃

完全に平熱だわこれ。

今日の今日まで、「妊娠超初期　症状」とかで散々検索して見てきたような症状は何もなく。

本当に判定しに行くのめんどくさいくらい諦めモード。

いくらなんでも、こんなに何も感じないってことあるの？？

こんなんじゃ絶対無理に決まってる…。

前回のことがあるから、どうしてもポジティブに考えられなくなってきてる。

うっかり朝飲む薬飲み忘れたし。

病院に到着して、最初に採血。

採血から1時間後くらいに診察室へ。

…緊張して吐きそう…

完全無症状からの...陽性！

ドアを少し開けて先生の顔色を伺いながらそろ〜りと入室。

椅子に座って５秒くらい沈黙があってから、

先生

うん、出てるね、陽性。HCG99ね。

…え？今なんて？？？

うそ！？

え、うそでしょ！？

こんなに何も気配ないのに！？

体温低いのに！？

朝薬飲み忘れたよ！？

えーーー！！！

…頭真っ白。

そんなことなら、朝検査薬すればよかったー！！！

今日はこれからHCG5000を注射するから、検査薬するとこの注射の影響でバッチリ陽性出ちゃうんだって。

それならば、朝の時点で自力の陽性ラインを見ておきたかった…！

先生

一応陽性出てるけど、来週胎嚢確認・その翌週に心拍確認。

この辺まで行かないとまだ安心できないからね。

って。先生は真顔のままニコリともせずに…。

…なるほど。

油断するなと。

まだまだ喜べる次元にはないってことか。

まぁそうだよね…。

ここからまた毎日気が気じゃない生活を送るのね。

それにしても、こんなにも何も気配ないものなんだ…

本当に、今まで陰性だった時の方が「この症状はもしや？」みたいなの多かったよ。

信じられない。

とても、自分の身に起こっていることとは思えない。

でも、そうだ、まだ油断はできないんだ。

でも、嬉しい。本当に嬉しい！

つづく